神社挙式の選び方～いい神社の条件～

RECIPE ～結婚式の選び方～

神社挙式の選び方

こんにちは。
姫路のブライダルプロデュース会社スウィートブライド代表でウェディングプランナーの中道諒です。
ここでは、僕の考えや想いを綴っています。

僕はこれまで色々な神社で多くの結婚式をプロデュースしてきました。

それぞれの神社にはルールがあり、考え方があります。
当然、いいなぁと感激する神社もあれば、残念だなぁと思う神社もあります。

結婚式という儀式は、お2人の想い、ご両家の想いがとても深く、普通の参拝やご祈祷とは世界観が違うものです。

僕にとって「いいなぁと思う神社」は、そういう想いの部分をくみ取ってくれる神社。
逆に「残念だなぁと思う神社」は、ご両家の想いよりも自分たちの考え方を優先してしまう神社。

皆様の神社との日頃の関わりは、
その神社のご祭神にお願いごとやお礼をするための参拝だと思います。

これは数々の結婚式を経験してきた僕の主観ですが、結婚式の場合については、ご祭神だけではなく、それらをつかさどる神主や巫女さんなどそこで従事している人たちの宗教観がなにより大切だなぁと感じています。

その宗教観は、確実にお2人やご家族に伝わります。

だから僕がいいなぁと思っている神社で式を挙げると、式後のゲストの感想が違います。

・すごく神聖な気持ちになった。
・心が清らかになった。
・とてもいい結婚式だった。
・ほんとによかった。ありがとう。

逆に残念だなぁと思う神社では、式後の感想は僕の耳にあまり届いてきません。

でも感想が無いからと言って、お客様がダメだと思っている訳では決してなくて、他の神社と比較のしようが無いので、良いも悪いもわからないのが現実です。

神前式はこんなものだろう・・・、そんな感じではないでしょうか。

誤解のないように補足すると、どんな神社でも本殿の中でご祭神の前でキチンとした結婚式を執り行ってくださるので、その部分に対しては何の問題もありません。決して感想が無い神社に対してダメ出しをしている訳でもありません。

ただ、「いい神社」というのは、式後の感想を僕に伝えてくるゲストが多いという事です。それは事実。

そこが立派な本殿かと言われればそうでなかったりもします。
参拝客やご祈祷も少なく、経済的に恵まれていない神社であったりします。

でもなぜ式後の評価が高いのか・・・。

それは、宗教家としての哲学なんじゃないでしょうか。

宗教は商売ではないですから。

僕自身がブライダルプロデュースを商売だと思っていないタイプの人間ですので、そんな僕の思想に合う神社と巡り合えた時は本当に嬉しい。

ただ、宗教として神社挙式を選ばれるのか、専門式場として神社挙式を選ばれるのかは新郎新婦様次第です。

その上で、もし僕みたいなタイプのプランナーに相談してみようと思われたら、ぜひお越しください。