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連載コラム 「中道諒のプランナー論」

第18回「お客様層という言葉」

連載「中道諒のプランナー論」

第18回「お客様層という言葉」

不思議なもので、それぞれのプランナーにはお客様層というのもあって、同じような思いや考え方の新郎新婦が集まってくるものです。本当に不思議ですが、ひかれ合うものなのかもしれませんね。

前回の「フリーランスプランナーの役割その2」の記事で補足させていただいた内容です。
この回の記事はこちら ↓

今日は、そんな「お客様層」について。

うぬぼれた話をさせていただきますが、
スウィートブライドのお客様層はすごく良いと、いつも関連する会社やお店の方々から言っていただきます。

そのように言われるのは、とても嬉しい。

確かに手前味噌にはなりますが、
当社に来られるお客様はいい人が多いように思います。

(めっちゃ、手前味噌ですね)

広告の打ち出し方の違いなのかな。

ゼクシィを1ぺージ目から開いて気合い満々の新婦様は、あまり当社には来られないように思います。

そういう新婦様は、見栄えのいい式場とか、ブランドイメージの高いホテルとか、まずはそういうところに見学に行くでしょうから。

そういう意味では、見栄えにこだわらないお客様が当社に来られてるという事になるのかもしれません。だからなのか、当社に来られるお客様は、結婚式の本質を理解されている人が多い。

結婚式の本質というのは、目に見えないもの。
目に見えないものにどれだけの価値を持つかというのはとても大事な事です。

おそらく本人たちは「本質を理解している」なんて思ってもいないでしょうけどね。

でも日々色々な新郎新婦様と接客している僕から見ると、よくわかる。

そんなお客様と出会った時は(あぁ、僕がお手伝いさせていただきたいな・・・)心からそういう気持ちになるものです。

そして、お客様と僕とがお互いにひかれ合うから、成約にいたるんだと思います。

一方、成約にいたらないお客様というのは、僕との会話の中で、どうしても合わないところがありますね。

そういう時は僕の方から「もっと心を開かなきゃ!」と思い過ぎて、どんどん言葉を多く使ってしまいます。たぶん、だから余計にダメになる。

「中道さんは熱く言われるけど、私たちはそこまで思ってないんですけど・・・」

接客の後、僕は落ち込んで奥さんに電話します。

「あぁぁぁ、何かうまくいかなかったよぉぉ・・・」

すると奥さんは、

「あ~ぁ、またしゃべりすぎたんでしょ!」

歯車が合わない時はそういうものです。

僕なりに、このお2人はこうしてあげるべきだというのがパーンと見えるので、そういう風にしてあげたいという一心で話をするんだけど、ダメな時はそれが空回りしてしまう。

難しいものです。

でも逆を言えば、成約されるお客様というのは、僕と合うという事です。僕は長年このプロデュースの仕事をしてきて、僕なりにブライダルの哲学や思想があります。そんな僕と合うお客様って、あまり華美な事はされないけれど、心があったかい人が多いように思うんです。

当然、そのDNAであるご両親もまたいい人たちになる訳です。

念のため、書きますが、
ゼクシィを読んできらびやかな式場に見学に行く人たちを悪く言っている訳ではありません。

ただ当社のお客様はそういうところに価値を置いていないんだと思います。

結婚式なんて、どこで挙げても同じで、全て正解です。
だから結婚式のスタイルで、良いとか悪いとか、そういう事は全くありません。

僕が言いたいのは、
それぞれの式場や、それぞれのプロデュース会社には、それぞれの客層があるという事。

不思議なものだなぁといつも思いますが、
それが、ご縁というものなのかもしれませんね。



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