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連載コラム 「中道諒のプランナー論」

第26回「無色透明に。そして自利から利他へ」

連載「中道諒のプランナー論」

第26回「無色透明に。そして自利から利他へ」

こんにちは。
姫路のブライダルプロデュース会社スウィートブライド代表でブライダルプロデューサーの中道諒です。
このマガジンでは僕のプランナー論を書いています。

ブライダルプロデューサーとしての仕事を始めて約20年。

僕はどこのホテルや式場にも所属した事がない。
元百貨店人だった僕は、何のコネも無い無知なブライダル業界に無謀にも単身飛び込んだ。

理由は、ブライダルプロデュースという仕事は自分に合うと思ったから。

最初の10年はビジネスとしてこの仕事を捉えた。
仕事は、起業から経営へとステップアップしていくためのツールのような存在だった。自己啓発と成長・・・、それが全てであったように思う。「利他」が全く無く「自利」だけだったのだろう。

そんな僕は、絵に描いたように人生の失敗を味わう。

そして、後半の10年。
僕は ブライダルプロデュースの何たるかを追求しながら、ひたすらストイックに仕事と向き合ってきた。もはやそれは、仕事でも自己啓発でもなくなっていた。

ただ目の前の新郎新婦様と向き合った。

そして数年が経ち、あれだけ「こだわり」と「哲学」があったはずなのに、仕事を突き詰めていく事で、どんどん自分の色が無くなってゆき、僕はいつの間にか無色透明になっていた。

そんな折、コロナウィルスというとんでもない爆弾が投下される。じーっと耐え忍んだ2020年。僕は自伝のような小説を書きながら過去を整理し、これから何をすべきかゆっくりと考えていた。

そして2021年に入り、恐れていたコロナウィルスの第3波がやってくる。もはやブライダル業界はビフォーコロナに戻る術を完全に失っていく。アフターコロナに向け、大きな方向転換をしないといけなくなってきたのだ。

しかしそれは、前進するために何か新しい企画を考えなさい!と、背中を押されたようなもので、これを良いタイミングであり良いキッカケと捉えれば悪くはないと思った。

久しぶりに考えるビジネス的な思考。
僕はスウィートブライドの色、特徴を改めて考えてみる。そう、「売り」というやつだ。僕の強みを前面に押し出して売っていこう。

しかしながら僕は今、無色透明になっていた・・・。

色が無いヤツに「売り」なんて存在しない。
まぁ何とも、滑稽な話である。

ブライダル道を極めるために奥へ奥へと進んでいった代償かもしれないと思った。いや、代償と言うとネガティブに響く。そうじゃない。己の仕事を無色透明まで削ぎ落せたと言う事は、良い意味で「自利」をまっとうできたのではないか。

その時だった。僕に残ったものは「利他」しかない。そんな答えが舞い降りてきたんだ。アフターコロナへ向けての悩みはその瞬間、一気に吹き飛んだような気がした。

僕がこれまでお世話になった人にお返しをしていけばいい。

僕の頭の中には、やるべき仕事が二つ浮かんだ。僕の残りのビジネス人生を考えると、その二つで十分であった。

ただしかし、それは売れないかもしれない。

でもそういう事ではないのだろう。僕がそれにどれだけ誠心誠意邁進できるか・・・、ただそれが大事なように思った。

そう思うと、ある言葉がふっと脳裏に出てくる。
なぁんだ・・・、それって、僕がいつもお寺で目にしている最澄の言葉じゃないか。

「忘己利他」

さぁ、2021年のスタートだ。



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