式場選びでプランナー選びも大事な要素

こんにちは。
姫路のブライダルプロデュース会社スウィートブライド代表でウェディングプランナーの中道亮です。

僕は、お2人の衣裳合わせに同席しています。

衣裳合わせというのは、結婚式準備のスタート。
そこには、ご両親やご兄弟も来られ、お2人、そして家族皆の期待感あふれる準備アイテムのひとつです。

僕はその空間の中で色々話をしながら、お2人とご両親との関係性を盗み見たり、親御さんの想いを探ったり、ご両家の空気感をはかったり・・・、
結婚式にとっての重要度満載なのが衣裳合わせと言えるでしょう。

その衣裳合わせの後に、ご両親に結婚式のご説明をする時間を作るようにしています。
ご両親はお2人とは違った不安があるもので、僕の話を聞きたいはずだと思っています。
だからお2人に話をするのと同じくらいご両親にもご説明をさせていただきます。

で、そこから仲良くなり、後日、お母様と喫茶店行ったり、ご実家で夕飯をよばれたり、というような関係性がでてくるのが、僕流。

でも、そこまで関係ができてなお、僕的にはまだまだ不安な事が多いものです。
結婚式というのは、色々な人の絆、繋がりで成り立っているから、どれだけ仲良くできてもご両家の全容を把握するのは本当に難しいこと。
でもそこを突き詰めていかないと、いい結婚式はできません。

そんな風に、考えて、考えて、一生懸命取り組みます。

それでもうまくいったりいかなかったり・・・
結婚式というのは、本当に難しいです。

プランナーを何年やっても、何組やっても、毎回毎回目の前にいるお2人はゼロからなんです。
悩みや迷いは尽きる事はありません。

でも先日、ある式場専属の衣裳屋さんと話をすると、式場のプランナーが衣裳合わせに同席するケースは少ないようです。
反対に僕のような個人でやってるプランナーは同席される場合は多い、と。

ちょっと驚きでした。

式場のプランナーと、フリーのプランナーでそういう差があるんだ・・・
でもその部分って、差があっていいものではないんじゃないかと思うんですよね。

式場であろうがフリーであろうが、プランナーである以上、目的は同じはず。
誰しも、お2人やゲストに結婚式を喜んでいただきたいと心から思っているはず。

なのに、その想いが実行に移せていない。

それって、可哀想。
式場のシステムが悪いのかな・・・
それとも、新入社員でその式場に入って、その仕事のやり方が普通だと思ってしまってるのか・・・

これはある意味、業界の課題じゃないかなと思うんです。

従業員の働き方改革というのは、働く時間の事ではなくて、その仕事の本質に向かうべきなんじゃないかと。

そう考えると、式場を選ぶ際に、
プランナーが全てに寄り添うというスタイルの式場を選ぶというのもひとつの選び方じゃないかと思います。

あなたはどこまで私たち2人と寄り添ってくれますか？

そんな風に投げかけてみるのもひとつかも。

それくらい、お2人にとってプランナーというのは大事な存在。
準備から当日、そして式後まで一番お2人とともに時間を過ごしていくのがプランナーですから。