スウィートブライドというプロデュース会社は、良くも悪くも中道亮が中心の会社です。
全ての新郎新婦様は、まず僕と出会い、そして僕と準備をして、僕と当日を迎えます。
僕は、お2人と向き合うというタイプではありません。
一緒にその方向を向いて進んでいくタイプ。
例えば新婦様が「ここのドレス嫌!」と言うと、いくら当社の提携ドレスショップであったとしても、「わかった。じゃ別のドレスショップあたろうか」と、なるタイプ。
で、隠し事はイヤだから、社内の内情から僕とその業者の付き合い方など、本来お客様に言う事ではないような本音トークも多い。
ビジネス的にお2人を誘導したくない、という気持ちがたぶん強いんだと思います。
お2人とはもちろんこの結婚式をプロデュースするという事でお付き合いが始まっていますが、僕にとってお2人は永遠の友達というか、仲間というか、ファミリーというか、そんな気持ちなので、結婚式の後もずーっとお付き合いが続く訳です。
変な隠し事やビジネス接客をしていると、絶対にその先が続かないんですよね。
2019年は、これまでの新郎新婦様やご親族の方々からのクチコミ紹介が80%もありました。
僕にとっては本当に嬉しくてありがたい事。
それこそが、ウェディングプランナーという仕事の本質かなぁと思っています。
だから僕はこの仕事をいつまでも続けなきゃいけない。
お2人が結婚生活で悩んだり迷ったりした時、僕のところがお2人の初心に返る場所だと思ってるから。
それは僕が最も強く思ってる事です。
今の時代は仲人や媒酌人というものがありません。
20代の若いウェディングプランナーさんはひょっとしたら仲人の存在すら知らないかもしれないけど。
でもなぜ昔は仲人や媒酌人がいたのでしょう?
それを考えた時に、今僕がしているようなプロデュースのカタチというのは、まさに仲人だと思います。
ホテルや式場にいるプランナーさんは演出やプランを常に考えているだろうけど、僕は全く逆で、ご両家の気持ちを常に考えています。
これから式場探しをするお2人がもしこのコラムを見て、僕のようなプランナーがいいなと思ってくれたら、ぜひ来てください。
そして、僕たちのプロデュースを目いっぱい楽しんでください。