今回は、スウィートブライドのメインフォトグラファーであり僕の大切な仲間である東裕紀の紹介。

Knotphotography代表として人気のフォトグラファーです。

そんな彼と初めて一緒に仕事をしたのは、2013年5月のレストランウェディング。僕からのオファーではなく、新郎新婦様の持ち込みカメラマンとしての仕事でした。

その結婚式の写真を見た時、かなり驚いたのを覚えています。

それまで10年ほどフレンチレストランサンヴェルジュメゾンの結婚式をプロデュースしてきて様々なカメラマンの写真を見てきましたが、彼の写真はそれまでのものとは全く違うものでした。

まず驚いたのは、色のトーン。
赤茶色系のサンヴェルジュメゾンがモノトーンの世界に。

それはとてもモダンでオシャレでカッコいいものでした。

次に感じたのは、ドラマ感。
通常はシーン別の撮影カットに基づいて撮影します。
例えば、メイクシーン、エントランスでのイメージカット、家族写真、リハーサル・・・などなど。

それが彼の場合は、シーン別ではなく一連の流れの中にシーンがある感じでした。まるで編集で仕上がったドラマ仕立てのムービーを観ているような。

感動しましたね。

それから数年が経ち、ようやく彼をスウィートブライドのメインフォトグラファーとして迎える事ができました。

ちょうどその頃スウィートブライドは神社仏閣でのロケーション撮影が増えていた時期でもあり、自然の中で見事に情景を切り取っていく彼の技術力がスウィートブライドのクオリティを高めてくれたように思います。

そして共に歩む中で、彼のアーティスティックな世界観はさらに広がっていき醸し出す空気感というかオーラというかそういうものが溢れてくるようになりました。

当然、新郎新婦様からのウケも圧倒的にいいんです。
結婚式当日に初めて会ったのに、あの絶大な信頼感は何?って思うくらい(笑)

それから特に多いのは、彼のフォトスタジオをもともと知ってるというパターン。
僕がお2人に「東くんは姫路城の西の方でノットフォトグラフィーというスタジオをやってるんだよ」と言うと、「えー!東さんノットやったんですか!私、ノットさんの写真大好きでいつか撮ってもらおうと思っててインスタフォローしてますよー!」って。

そんな言葉を聞くと、僕も嬉しいし、東くんも嬉しいだろうし、もちろん新郎新婦様も嬉しいし。

そんな感じなので、新郎新婦様は結婚式のあと子供が生まれたらお宮参りや七五三の撮影はノットフォトグラフィーに行っているようです。

僕のようなブライダルプロデュースにはリピーターはありませんよね。
だから「スウィートブライドのお客様、みんなノットでリピーターになってるやん!」と、僕はよく愚痴を言っています(笑)

コロナが明けて、ブライダル業界は形を変えながらゆっくりと進み始めました。ただ、今売れているのは、格安を売りにしている式場やフォトスタジオばかりだけど・・・

そんな中でスウィートブライドは、クオリティとこだわりを持った独自の世界観を提供していきたいと思っています。それを良いと思ってくれる新郎新婦様と出会えれば最高ですね。

そしてそこには、東裕紀の写真が必要なように思うのです。