7月4日は、スウィートブライドの設立記念日。
おかげさまで3周年になります。

石の上にも3年と申しますが、まさにそのような気持ちで歩んできた3年だったように思います。

仕事は長期展望の中で作り上げていくものですが、特にブライダルという業種はそれが顕著です。
パッと企画を出してパッと仕入れてパッと売上が上がる類の商品ではありません。
ブライダルにおける企画は、1年先2年先を見据えてたちあげていきます。

1年目は告知~接客。
そして2年目に施工が始まり、そのクチコミ効果をもとに3年目に入っていきます。

それだけの期間にわたって作り上げていく訳ですから、
ぼくたちの想いやコンセプトの基盤がきっちり出来上がっていないと続くものではありません。

応用が基本のもとに成り立っていることは皆様もご存知でしょうが、
「基本」というものがどれだけ大切かという事が明確にわかる業種であると言えるでしょう。

最初の骨格が間違っていれば、その企画自体長続きはしないものです。

そこを慎重に見極めながら最初の一年の歳月をうまく歩んでいければ、
そのひとつのブライダル企画は、あと数年は持続できるだけの力を持つのです。

ブライダル業界で新しいものを立ち上げるという事は、五感の全てを駆使して、
相当な長期展望の中で作り上げていっている訳です。

スウィートブライドの中では書写山圓教寺の結婚式の企画は、とても難しく繊細なものでした。
仏前式から仏教へとぼくの学びは広がり、それはやがて宗教全体の学びにつながっていきました。

圓教寺結婚式のプロデュースをもっと素晴らしいものにするために、ぼくはキリスト教を学ぶ事になります。
圓教寺で仏教について教わる傍ら、教会の日曜礼拝に参加しキリスト教を学びました。
宗教全体を把握しておかないと、ぼくの中で新規接客が立ち行かなくなってきたからです。

本物を手掛けるという事は、そういう事なんです。

ぼく自身に素養が無いと、そういうところでの結婚式プロデュースを成功させる事はできません。
特に圓教寺のような大きな本物の寺院では、なおのこと。

嘔吐、嗚咽・・・・、日々相当なストレスの中で、必死に自分に問いかけながら作り上げていきました。

生の雅楽の演奏があって、ここで巫女が舞って、ここから入場して・・・・。
そういうプログラムや進行、また演出というものは、ある意味どうでもいいことで、
なぜこの場所で結婚式を挙げるのか?という本質を明確化させる事こそ大事な事なのです。

ぼくの企画の根幹はそこにあります。

ぼくはこの業界で「立上げ屋」と言われる事も多いですが、
ある会場を立ち上げる時の本質を見極める力が、ひょっとしたら人より強いのかもしれません。

スウィートブライドが誕生してからのこの3年間は、まさにそういう勉強の繰り返しの日々でした。

そんな流れの中で今回お話をいただいた峰山高原リラクシア。
スウィートブライド流リゾートウエディングを作り上げるために、今は日々悩み苦しみの中にあります。

ただ売れればいいというものではない。
結婚式場という存在は、お2人の結婚生活の原点となる場所です。

そこに意味を持たせてあげないといけません。
その答えを、ぼくは日々探し続けている訳です。

そして、ぼくがこの3年間、ひたむきにやってこれたひとつの理由として、
ぼくが新郎新婦様から結婚式後にいただくメールのこの言葉がすごく大きかった。

「夢のような一日でした。」

スウィートブライドは今から4年目に向かいます。
これからも勉強を重ね、常にレベルアップを目指して取り組んでいきたいと思っています。

最後に、
スウィートブライドの出発はこのお2人のイタリアンウエディングから始まりました。
だからぼくにとっては、とっても大切なお2人。

いつまでもお2人が幸せでありますように・・・。

2012年9月29日 パードレマードレウエディング

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