ぼくの理念のひとつに、「正道を歩む」というものがあります。

それは、ブライダル屋としての王道をまっとうする、という意味と、
キチンとした契約の中でキチンとした仕事をしていく、という意味の2つがあります。

以前の記事でも書いていますが、
ゲリラ的な行動で自社の欲だけを追求していくような会社を邪道と考えています。

ただ、最近これに少し疑問を持つようになってきました。

じっくりと見ていると、正道のところは革新性が無く、いつまでも変わらない古い体質であり、
邪道のところは、常に革新性があり、それ故によりゲリラ化しているように見えてきます。

正道であぐらをかいているところは売上が年々減少するのに対し、
邪道で革新的であるところは売上を伸ばしている。

これはどういう事かというと、お客様がそれを選んでいるという事実なのです。

すなわち、正道だ邪道だというのは、あくまでも業界側の倫理的な考え方であって、
業界とお客様の間に、だんだんと大きな溝ができている証でもあるんだと思うのです。

まさに今のブライダル業界は、「裸の王様」なのかもしれません。

でも、冒頭で書いたように、正道にはもうひとつ、王道をまっとうするという意味もあります。
ぼくはブライダル屋として、どんな時代になってもブライダル屋をまっとうするべきだと思っています。

ブライダルというのはビジネスのようでビジネスではありません。
どちらかと言えば、精神論的にはボランティア業界に近いんじゃないかと思います。

純粋にお2人の希望を叶えられるような体制作りが、ブライダル屋としての王道であるはずです。
施設も大事、技術も大事ですが、大前提として「心」が大事な訳です。

そういう意味でも、ぼくはブライダル屋の王道を歩みながら、革新性を持たせていきたい。

正道と邪道は、時にまじわることで、素晴らしいものを生み出すように思うのです。